予防に重点をおいた歯周病治療

歯の周囲に付着した汚れや歯石によって、歯の周囲組織が崩壊していき、最も歯を失う病気と言われているのが歯周病です。歯周病に至るまでには、歯周組織のさまざまな病変があり、悪化することで歯周病となります。

 

 

歯の周りや、歯と歯肉の溝などにプラークや汚れ、歯石が沈着することで歯肉が発赤したり、腫れたりします。これが歯肉炎です。歯肉炎となっても周囲の汚れが改善されないと、歯周ポケットが深くなって歯周炎となります。歯周炎には軽度のものから重度のものまでありますが、重度となると歯を支える歯槽骨などにも大きな影響を与え、歯槽骨が解けると歯を支える土台を失った歯は簡単に抜けてしまいます。

成人の5人中4人が歯周病であるというショッキングなCMを目にしたことはないでしょうか?過去の統計調査によると歯を失う一番の原因はむし歯ではなく歯周病です。また50代を過ぎると歯を失った理由の半分以上が歯周病となります。加齢とともに多くなる歯周病を予防するのには、ご自身で日々行うセルフケアに加えて、歯医者に通院して定期的に検診を受けたり、プロフェッショナル・クリーニングを受けることが重要です。

 

歯周病の状態による症状

 

初期の歯周炎
汚れは目立たず、歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)も浅いため歯根もあまり露出されていませんが、歯の周りの歯肉が赤く炎症があり歯ブラシなどで簡単に出血します。

 

重度の歯周病(歯槽膿漏)
歯周炎が進行して歯を支える骨も失われ、しっかりと噛むことが出来ません。歯槽膿漏とも言い、歯と歯ぐきの間から膿みが出たり、口臭が強くなります。