成長期から始める小児矯正治療

こどもの矯正歯科治療で親御さんが一番気にするのは「歯並び矯正はいつから行えばいいか?」ということです。永久歯が生えそろっていない時期から小児矯正を行ったほうがいい場合と、永久歯が全て生えそろってから始めた方がいい場合があります。当然個人差があるため、その見極めには歯科医院にてきちんとした検査を受けることをお薦めします。

歯並びが悪いまま成長すると見た目のデメリットはもちろんですが、歯磨きがしにくいためにむし歯になるリスクが増えてしまいます。大人になって歯周病を引き起こす可能性も高くなってしまいます。また顎の発達や、発音に影響が出る場合もあります。
 

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美を追求する大人の歯並び治療 美を追求する大人の歯並び治療

 

不正咬合のタイプ

不正咬合とは上顎または下顎の歯並びが悪く、しっかりと噛み合っていない状態です。歯並びが悪いと、しっかりと食べ物を噛めないだけでなく、将来的に発声不良や、顎の成長にも影響を与えます。また歯並びが悪いことがコンプレックスとなって精神的ストレスがたまってしまうと、子どもの心の成長にも悪影響を与えてしまいます。

  • 出っ歯 ・・・ 上顎前突(じょうがくぜんとつ)とも言い、上顎の歯が下顎よりも前に出た状態のことを言います。原因の多くは、下顎が引っ込んでいるためです。
  • 乱杭歯 ・・・ 乱杭歯(らんぐいば)は叢生(そうせい)とも言い、前歯が整列せずにデコボコしている状態です。
  • 受け口 ・・・ 反対咬合(はんたいこうごう)とも言い、下顎の前歯が前に出ている状態です。
  • 開咬 ・・・ 開咬(かいこう)はオープンバイトとも言い、奥歯は噛み合っていても前歯が噛み合わない状態です。常に前歯が閉じていないため、前歯で食べ物を噛み切れなかったり、発声時に息が漏れたりします。
  • 過蓋咬合 ・・・ 過蓋咬合(かがいこうごう)とは、上の前歯が下の前歯を覆い隠して見えなくなる状態です。
  • 萌出異常 ・・・ 萌出異常(ほうしゅついじょう)とは、永久歯が正しい位置に生えてこない状態です。
  • 交叉咬合 ・・・ 交叉咬合(こうさこうごう)とは奥歯の噛み合わせ、または前歯の中心がずれている状態です。
  • 重複萌出 ・・・ 重複萌出(ちょうふくほうしゅつ)とは、乳歯の後ろから永久歯が生えている状態です。

 

小児矯正治療の流れ

1 カウンセリング

所要時間 30分~1時間
矯正歯科治療を始める前にカウンセリングを行います。まずは歯並びのどこが気になっているか、またどんな歯ならびにしたいかなどの希望や歯列矯正治療に関しての疑問や不安などをお聞かせ下さい。

2 精密検査

所要時間 30分
レントゲン写真や歯型などを取ります。現在の歯の状態を正確に調べます。

3 診断

所要時間 30分~1時間
カウンセリングおよび精密検査の上で、どのように噛み合わせを治していくかをご説明します。治療方法、治療期間、治療にかかる費用を説明させて頂き、治療を受ける前にご理解、ご納得頂いた上で進めていきます。

4 (むし歯がある場合)歯科治療

所要時間 30分~1時間
歯列矯正治療を始める前にむし歯の治療を行ったり、矯正と同時に歯科治療を行います。矯正治療中も一貫して予防処置などは行っていきますので、ご安心ください。

5 プロフェッショナル・クリーニング

所要時間 30分~1時間
矯正装置を装着する前に、むし歯や歯周病などにならないように正しい歯磨きが出来るよう指導や練習を行います。矯正装置を装着した後も、定期的に歯磨きや指導クリーニングは行っていきます。

6 矯正装置の装着

所要時間 15分~30分
この矯正装置は歯や歯ぐきを傷つけることはありません。着脱式の装置のため、日常生活に支障をきたしません。食事の際に装置を外し、歯ブラシをした後に再装着して下さい。

7 歯ならびチェックと装置調節

所要時間 15分~30分
装着直後は、1ヶ月に2、3回通院していただき、その後は月に1回程度で歯ならびのチェックや、装置の調整を続けていきます。